ピアノの調整

約2ヶ月前に我が家にやって来たスタインウェイの調整にきていただきました。

このピアノ、「中古でいいからスタインウェイが欲しい」と東京渋谷タカギクラヴィアの高木社長に相談したら、有り難いことにお世話してくださり、しかも想定以上の楽器がやってきたのです。

楽器そのものは1911年製のヴィンテージもの。
それを響板含め全て新しくオーバーホールしてくだったのです。中身はピカピカの新品。

まだ生まれたてのBabyなので、演奏者がよく弾くこと、そして技術者が適切な調整をしていくことで、しっかりと育てていく必要があるそうです。

来たばかりの頃は「想像していた音と違う」と思っていましたが、響きに変化が出てきています。(響きが変わった時感じたのは、赤ん坊の首が据わった!笑)
その変化を楽しみつつ弾いています。

そして音質にバリエーションがあるので、今までは気づかなかったことを楽器が教えてくれたり、複雑で聞き取れなかったフレーズをきちんと聞かせてくれたり…と弾くことが楽しくなりました。

自分自身にも嬉しい変化が出てきています。

以前の家から移動させたカワイのピアノもちょっと笑うわ…というくらい音が狂ってきていました。環境が変わったらそういう事があるそうです。

レッスンで2台を一緒に鳴らすとなかなか気持ち悪かったんですが、その辺りも丁寧に確認しながら調整してくださいました。 また明日からの練習が楽しみです。


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